
[ツツジ]
ツツジ科というと、ブルーベリーなどの果樹やサツキやシャクナゲなどの庭木、ドウダンツツジなど非常に幅が広くなりますが、この場合は、庭植え用の生垣などに使うツツジとして分類しています。
開花期は概ね4月~5月にかけてで、比較的気温が上がりきらないころから開花します。
そのため、葉や芽の生育が追い付かず花が咲くので、開花全盛のころには、株全体が花で覆い尽くされとても華やかです。
ツツジは、古来から育種や開発が非常に盛んで、育種された地域や性質によって「平戸ツツジ」や「久留米ツツジ」など分類されます。
それぞれの分類によって性質が異なり、植えつけする場所や地域の気候に合わせて選択するとより美しい庭園を楽しめます。
大きく仕立ててば、年月こそかかりますが人の身長ほどにまで生育させることもできます。
[シロヤシオツツジ(白八汐ツツジ)]
枝先に5枚の葉が輪生状に付くことから、別名としてゴヨウツツジ(五葉躑躅)とも呼ばれています。
五葉ツツジは、愛子様の「御印」としても有名で、白い花が大変清楚で美しい葉姿が魅力的なツツジとして大変高級なツツジとして人気があります。
花は比較的遅く、5-6月に咲きます。大柄で白く、花弁が浅い三角に出るので、花全体としてはやや五角形に見えます。
大木に一面に咲きますが、新芽が吹いたあとの開花のため、葉の影にかくれてしまうこともしばしばで遠くからはあまり目立ちませんが、その分、特色ある美しい形の葉が魅力的です。
清楚で派手派手しくなく、静かにその存在をアピールする姿は、愛子様の「御印」にピッタリなのかもしれません。
このツツジは、落葉性のため、秋~冬にかけて、特に急激な寒さが来たときに葉が茶~黒色に変化し落葉してしまします。良くはるには新たな葉が展開し美しくなります。
[性質]
タイプ:落葉中低木
栽培適地:本州、四国の山岳地
樹高:約1m~2m程度
開花期:5月~
植え付け適期:10~3月
日照:日向むき
用途:庭植え、鉢植え
[栽培時のご注意]
・ツツジは、酸性に傾いた土壌の好みます。植えつけ時は専用の培養土(シャクナゲ用やブルーベリー用でも良い)を使用して少しでも土を酸性にするように努めましょう。
肥料も、専用のものが市販されています。
・この商品は、畑から掘り起こして裸の根を麻布で包んだ裸苗のため、特に秋~冬のお届け当初は株に負担がかかっています。葉などに傷みや疲れが出てしまうことがありお届け時には葉に傷みや枯れがあることがありますますが、植え付け後春に向かうにつれて傷みが出た葉は落葉し新しい葉が芽吹いて改善していきます。
[商品仕様]
・根まき苗(畑から掘り起こした裸の根を麻布で包んだもの)
・高さ(根を含めて):30~40cm程度(時期によってはこのサイズの限りでない場合があります)
[ご注意]
・この商品は、畑から掘り起こして裸の根を麻布で包んだものです。そのため、特に秋~冬のお届け当初は株に負担がかかっており葉などに傷みや疲れが出たり、初期は花がとんでしまうことがありますが、植え付け後株がおちつくと改善していきます。
・この商品はあくまで庭木用の苗木としての販売を行っています。蕾のついている季節にはできるだけ蕾のままでお届けいたします。生産地域において開花時期を迎えたり終了したりした時期でもそのままの状態でお届けいたしますので、開封時に花がらが落ちている場合もございます。