[呉服枝垂れ梅苗]
呉服枝垂れ梅は、「くれはしだれうめ」と読みます。稀に「呉羽」と書かれる場合もありますが、呉服の普通の読み方の「ごふく」から来た名前と言われています。
花色は、オーソドックスで美しいピンク色、ボリュームがあり豪華な八重咲きです。
栽培の環境にもよりますが比較的大輪で、枝垂れるように仕立てが完成した後の満開時は目を見張るように美しくなります。
開花時期は2月下旬から始まり3月下旬ごろですが、早春の気温に影響を受け前後します。
開花時には梅の香りがあたりに漂い、春の訪れを知らせてくれます。
鈴鹿の森庭園で植えつけられている梅と同じ品種で、枝垂れ梅の中でも昔から大変人気があります。
[栽培について]
落葉樹で冬にはすべての葉をおとしいますが、暑さにも寒さにも強く、きつい霜を避ければ北海道の西部でも栽培可能です。
2月下旬ごろには前年の夏に伸びた枝に花を咲かせ、花が散ると新しい葉が展開します。
晩春~秋にかけて伸びた枝には翌年花が咲きます。
お届けする株は、接ぎ木の一本仕立てのため、綺麗な枝垂れ仕立てで花を咲かせるには最低2年が必要です。
今夏伸びてくる枝で元気なものを残し、翌年の初夏に剪定を施して綺麗な枝垂れの枝が出るように仕立てていきます。
[鈴鹿の森庭園]
弊社、赤塚植物園は、三重県鈴鹿市に、この「呉服枝垂れ梅」の推定樹齢100年にもなる銘木を100本以上も植えつけた、研究栽培農園として「鈴鹿の森庭園」を運営しています。
開花時期の2月下旬から3月下旬ごろには、一般公開をしており、2018年には「一度は訪れたい世界の絶景」に選ばれています。
一本一本が美しい枝垂れ梅として昔から人気があり、巨匠ともいえる仕立ての技術者たちの長年の努力による作品です。
実は、鈴鹿の森庭園にも園芸植物を販売しておりますが、梅は一切販売されておらず現地で購入することはできません。
鈴鹿の森庭園の2019年の営業日は、2月23日〜3月31日です。⇒詳しくは、公式ページをご確認ください。
[商品規格]
・5号サイズの接ぎ木苗です。
・樹高は60~80cm程度です。
[ご注意]
鈴鹿の森庭園では仕立て技術の研究を行っておりますが、増殖や苗の栽培は行っておらず、お届けする苗はあくまで同じ品種の枝垂れ梅であり、庭園に植えつけられた樹木から増殖したものではございません。
この商品はあくまで苗としてのお届けとなりますので、お届け時期によって商品の状態が異なります。花が終わったのちの季節でも可能な限りお届けいたします。
[関連リンク]
>>鈴鹿の森庭園公式ホームページへ
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