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趣味の日本ミツバチを楽しもう!
日本ミツバチ採集用巣箱セットの使い方
[基本セットの内容]
●日本蜜蜂採集専用 巣箱(重箱3段式)
 内寸:W23cm × D23cm × H55cm
●日本蜜蜂の蜜蝋(約5g)
●日本みつばち採集用スタートキットのレジュメ
日本ミツバチの巣箱セットを購入する
[別途必要なもの]
●キンリョウヘン(誘引蘭の花)
●面布 ※面布は、安全のため用意しましょう。
●蜜蝋を追加する場合 
  数十年にわたり日本蜜蜂の養蜂をされてきたエキスパートがその経験からたくさんの工夫をこらした巣箱式の巣箱です。
 この巣箱は、巣の成長にあわせて部品を追加することで大きくすることができ、熱による巣落ちを防ぐ仕組み、内部への蜜蝋の塗布など独自のノウハウが集約されています。

キンリョウヘン・ミスマフェット・デボニアナム・販売


この巣箱の特徴
営巣2週間目の上段の中の様子
○はちみつの収穫を行っても群れを守れます。
 はちみつの収穫は、重箱の一番上の段のみを切り出し行います。はちみつを収穫後、カラになった上段を最下段につぎ足すことで、箱も無駄にせず群れを継続して飼育できます。

○群れの成長に合わせて箱を大きくできす。
 群れの成長に合わせて、継ぎ箱を行って巣箱全体を大きくしていくことができます。

[継ぎ箱]
 群れが成長し重箱が小さくなると箱を一段追加し大きくすることができます。写真は、一番上段を持ち上げた状態ですが、3段を一緒に静かにもちあげて一番下に新しい一段を追加します。
日本ミツバチについて
 日本みつばちは、東南アジアから中国、日本に分布する東洋ミツバチの亜種で日本に昔から生息している蜂です。みつばちと聞くと、ほとんどの方が思い浮かべるのは、黄色い腹部に黒い縞模様の『西洋ミツバチ』だと思います。西洋ミツバチは、飼育しやすく、年間で100kg近くのハチミツを採取することができるため、一般的に、養蜂というとこの西洋ミツバチを利用したものが多いようです。
 しかしながら、昨今、ニュースでも取り上げられておりますが、原因不明のミツバチ消滅事件が発生するなどといった事件の影響もあり、国内で採取することができる日本ミツバチを個人で集め、養蜂をする方が急増してきました。
 また、日本ミツバチの場合、ハチミツの採取量が少なく、年間で一回しか採取できない
ことからとても貴重で高級なハチミツとしても知られています。
 その性質はとても温厚で、外敵に襲われている時や冬などの花の少ない時期を除いては、ほとんどの場合、刺されることもありません。
[温厚な昆虫ですが、身を守る準備はしっかりと!]
 日本蜜蜂はとても温厚でほとんどの場合、まず、刺されることはありませんが、時期やその時の状態により気が立っていると刺すことがあります。日本蜜蜂を扱う際は、必ず面布や手袋は装着しましょう。また、後で、問題にならないように、巣箱の設置場所周辺の住民には、ミツバチの採集をしているということ、日本蜜蜂は温厚で安全であることなどを前もって説明をしておきましょう。
 最近では、街中での養蜂を規制する条例を設置している都市もあります。養蜂を開始する前には、お住まいの地域の自治体に確認をしておきましょう。
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日本みつばちの養蜂は、どこでもできるのか?
 最近では、日本ミツバチの群れをそのまま売買することもあるようですが、基本的にこの「養蜂」は、自然に生息する『日本蜜蜂』を採集して行います。
 そのため、これから、巣箱を設置する場所周辺に日本蜜蜂が、すでに生息していることが大前提となります。
 日本蜜蜂は、その性質から、3月下旬ごろより、「分蜂(分封)」という行動をとります。
 これは、彼らが住んでいる巣の中で繁殖をしその数が増えたため、群れの半分ほどが新たな巣を求めて旅立つことを言います。
 通常、この分封の時期を狙って、巣箱を設置し、キンリョウヘンなどのミツバチ蘭を利用して巣に誘い込むことで採集をおこないます。
 つまり、周辺に日本蜜蜂が住んでいて、できれば、営巣していることが必要になります。
[巣箱を仕掛けるタイミングや場所を調べておきましょう]
 まずは、近くにミツバチが住んでいることが、大前提。
 分封は、地域によって違いがあるが、3月中旬より始まり、ゴールデンウィークごろがピークとなる。お住まいの地域の分蜂(分封)が例年いつごろ発生しているのかを知ることはとても重要です。同じ地域に養蜂をしている仲間や知り合いがいらっしゃる場合は、それまでの分蜂の時期や様子を聞いておくとよいでしょう。
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ミツバチ誘引蘭『キンリョウヘン』
  キンリョウヘンは、『金稜辺』と書きます。現代のシンビジュームの原種として有名で学名シンビジューム フロリブンダムといいます。大柄なかつてのシンビジュームを小型化するために交配親としてこのキンリョウヘンが利用されてきました。
 キンリョウヘンの花には、特殊な作用があり、周辺の『日本蜜蜂』を誘引する性質があると言われます。その原因は、はっきりしていませんが、蜜腺がキンリョウヘンの花の外側にあるためであったり、花の姿が天敵のスズメバチににているからであったりなどいろいろなことを言われています。
 開花の時期は通常、自然栽培で4月ごろ~5月ごろで、花芽らしきものがキンリョウヘンの株元に見え始めるのは、1月~2月です。一般にシンビジュームは、夏の間に山上げと言われる避暑を行うことで開花時期を早め11月から12月に花を咲かせます。
 市場に出回る多くのキンリョウヘンの中には、同様に山上げを行ったものもあり、その場合、11月や12月には、花芽を見せているものもあります。これらのキンリョウヘンは、開花時期も早くなり、2月~3月に咲かせることもできます。ただし、この時期の花芽は、生育途上の環境により、花が咲かなくなることがあります。
 大きく養蜂をされている方々は、ミツバチの分蜂(分封)の時期に合わせられるように開花予定時期をずらした、キンリョウヘンをはじめとするミツバチ蘭の株を多数用意し、3~5月の間、花が絶えないように調節をされているようです。
[他にもある!ミツバチ誘引蘭]
●ミツバチを誘引する蘭をミツバチ蘭と呼びます。金稜辺(キンリョウヘン)が有名すぎるため他の蘭についてあまり語られませんが、金稜辺(キンリョウヘン)以外にミスマフェットやデボニアナムと呼ばれるシンビジュームが有名です。その他にもたくさんの種類があると言われます。これらの蘭はすべて、『日本ミツバチ』にのみ有効です。
●金稜辺(キンリョウヘン)の花色は、品種によって何種類かありますが、赤花がもっとも効果が高いと言われています。。
●金稜辺(キンリョウヘン)などのミツバチ蘭が日本蜜蜂を誘引することは、間違いありませんが、それは、確実なことではありません。環境やタイミング、ミツバチの機嫌などいろんな要因から金稜辺(キンリョウヘン)のそばと素通りしてしまうこともあります。
●金稜辺(キンリョウヘン)の花は咲くと1ヶ月ほどはもちますが、分蜂の発生する時期3月~5月と長期間にわたります。そのため、開花予定時期が異なる株や他のミツバチ蘭も用意すると効果的です。

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巣箱を設置する前に知っておくこと
 手元に日本ミツバチの蜜蝋や巣の破片をお持ち場合は、巣箱を設置する前に、ミツバチが入った時に安心して巣作りができるよう、巣箱に日本蜜蜂の匂いをつけておきます。
 通常、巣箱の巣門(一番下の蜂が出入りする隙間)とその内側、天板の内側に塗ります。蜜蝋をそのまま所定の場所にこすりつけたあとドライヤーで暖めると簡単にできます。少量で大丈夫です。
 蜜蝋を塗り付けなくても、巣箱の中に巣の破片や蜜蝋の塊を投げ込んで転がしておいてもかまいません。
 ただし、蜜蝋は、使わなくてもミツバチが営巣してくれることもあり、絶対必要なものではりません。
 巣箱の設置時期は、地域によっても異なりますが、概ねミツバチの分封が始まる少し前の3月上~中旬に行います。置き場所は、『風通しが良いが、強風が当たらない場所で、静か、真夏に直射日光が当たらない半日陰』が理想です。
 巣箱の下には、ブロックやビールケースなど、ある程度重量があるもので少し高さを出して風通しを良くします。風などで巣箱が揺れたり、倒れたりしないよう針金などでしっかりと固定しておきます。また、日差しが強い場所などでは、波板などを活用し、日避けをしてあげます。
 日本蜜蜂は、振動を嫌い、巣箱がガタガタと揺れると逃げ出します。しっかり安定するよう細心の注意を心がけます。
 ミツバチ蘭の花が咲いたら、設置した巣箱の横に置いて誘引を始めます。ミツバチが集まって蘭の花が傷んで枯れてしまわないよう花には、網袋を被せておくと良いでしょう(上の写真をご参照ください。)。
 うまく分封したミツバチが、ミツバチ蘭に引き寄せられると、ミツバチ蘭⇒巣の入り口の蜜蝋⇒天板の内側の蜜蝋へと誘引され、最終的に女王蜂が巣箱を気に入ってくれれば天板の裏側から巣を作ってくれます。
[こんな知識も必要でしょ?]
●蜜蝋は、ミツバチを安心させる他、ミツバチ蘭と同様の誘引作用があります。そのため、巣の入り口と巣の最深部の天板の内側に塗ることでミツバチ蘭⇒入り口⇒最深部へと蜂を巣の中へ引き込んでいくように塗ります。西洋ミツバチの蜜蝋では効果がありません。
●ミツバチは、外部からの振動をとても嫌います。巣箱がガタガタと揺れたり、倒れたりすると数日の内に引っ越していってしまう恐れがありますので、設置の際に充分に気をつけて固定をします。
●分封の時期を正確に予測することは難しいため、ミツバチ蘭の花は、できるだけ長い間、枯れないようにしたいものです。そのため、外的要因から花を傷めてしまわないよう網袋を被せておきましょう。
●巣箱とキンリョウヘンを設置すると辺りに蜂がいるとキンリョウヘンに誘われて蜂がとんできます。上手くいくと数日で、探索蜂がやってきて巣箱の中を検閲し、気に入ると女王蜂と群団で巣箱に移住します。移住が行われますと巣箱のそばに置いてあるキンリョウヘンには、まるで興味がないようになります。巣箱に蜂が頻繁に出入りしているのに、キンリョウヘンの花には、見向きもしない様になるのは、移住完了した合図です。
[冬にほとんど雪が降らない地域の場合]
 この巣箱スタートキットの巣箱の底板には、通気口になる穴を設けておりません。
 これは、寒冷地で使用する場合、空いている穴の為、冬季の気温低下による障害がおこるためです。
 通常、底部の穴は必要なく、夏の高温期であっても、全面の開閉口を開くことで通気性を保てますが、冬にほとんど雪が降らない暖かい地域では、左の写真のように、設置前に、底板(引出し板をのぞく)にドリルで穴をあけておくと良いでしょう。
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巣箱の掃除と継ぎ箱
 分封群を捕獲することができたらしばらくは様子を見ます。ミツバチは、巣の中で周辺の蜜源植物から蜜と花粉を集めながら巣を作っていきます。本来、蜜は女王蜂と子の糖分源(エネルギー源)、花粉は、タンパク源として集められます。
 巣は、大きくなってくると上から順に、蜜がたくさん集められているエリア、花粉が集められているエリアとミツバチの幼虫が済むエリアに分かれてきます。
 中では、ミツバチの子が、生活をするため、排泄物などが発生します。それらは、巣箱の最下層の底板に落ちたまっていきます。これらがあまり増えると不衛生になる上、害虫が発生することがあります。そのため、1ヶ月に一回程度は、底板を引き出して掃除をしてあげましょう。
 (※巣箱が不衛生なままにしておくと他の場所に新しい巣をつくり逃げ出してしまうことがあります。)
 また、梅雨時などは、雨が巣の中に入り込まないように傘をさしたり、波板を置いてあげます。
 巣本体は、巣箱の天板から大きくなり始め上から垂れ下がるような形になります。大きく成長し、巣本体の下の部分が底板にとどきそうになったら、市販の木材を加工して木枠(重箱)を作成し、3段の重箱部分を持ち上げ、長さを追加します。
 巣箱の段数で5段以上に、巣が成長すると、充分な採蜜量が期待できます。
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[月一回はお掃除を!]
 分封群を巣箱に誘引することができると、あとは、蜂が蜜を集めてくれるのを待つだけの様に思われます。しかし、ミツバチは、案外、清潔好きで巣箱の中が不潔になり、気に入らなくなると、たった数日で、子、蜜、花粉などをすべて持って引っ越していってしまいます。そのため、定期的な掃除と丁寧なメンテナンスが必要です。また、除草剤や殺虫剤を中心とした薬剤の使用も控えます。
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夏の管理と天敵対策
 夏は、なるべく涼しくするように気をつけます。特に真夏の猛暑日などになり、強い日差しで内部の気温が上昇すると、作られたミツバチの巣の材料である蜜蝋が溶け出して巣箱の中で『巣』が落下してしまうことがあります。
 また、長期間、気温の上昇が続くとミツバチが涼しいところを求めて引越しをしてしまいます。
 そこで、真夏には、傘、波板などで日よけをする他、底板を取りはずしてしまい風通しを良くして、できるだけ温度を下げてあげます。巣箱に取り付けてある開き戸をあけてあげたり、下部の引き出しをできるだけ引き出して空気の出入りがあるようにしてあげます。
 盆明けごろになると日本蜜蜂の天敵になる『スズメバチ』が飛来することがあります。スズメバチは、ミツバチを食料とするため、直接、巣を攻撃します。場合によっては、ミツバチが全滅したり、逃げ出したりすることがあります。そこで、この時期になったら、ペットボトルの上部に穴をあけ、中にぶどうジュースを入れたトラップを仕掛けてスズメバチ対策をしておきます。
[夏の暑さが最大の敵]
 巣箱の中には、十字に金属の棒を取り付けてあります。これは、巣の落下を防止するための対策で、大きくなりすぎた巣が自重で落ちてしまわないようにしています。気温の上昇に対する対策、スズメバチに対する対策でうまく夏を乗り越えれば、蜂蜜の収穫は目前です。
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採蜜の時期
  巣が順調に成長した場合、10月ごろが採蜜の適期となります。ただし、巣の成長が順調でなかった場合、そのまま、冬越しをさせて、翌春に、充分に巣を成長させてから6~7月ごろに採蜜を行います。
 採蜜は、ミツバチが巣に住んでいるままの状態で行います。必ず、防護服(白い服装、面布着用)を着て行いましょう。
 まず、最初に天板の上から軽くトントンと手でたたいて、内部にいるミツバチを下の層へと追いやります。
 ミツバチが充分に下の層に移動したようなら、重箱の上蓋を外し、天板と(上から)1段目の間にマイナスドライバーを差し込み隙間を作ります。隙間に、ワイヤー(針金)を挟み込んでその両端を手で持って、ノコギリを引く要領で天板と重箱を切り離します。同様に1段目と2段目も切り離します。
 残った2段目の上に再度天板を取り付けて元に戻しておきます。
 取り外した1段目は、持ち帰り、『蜂蜜を採集しましょう』に従って蜂蜜の収穫を行いましょう。
 収穫後の空の重箱は、もとの巣箱の一番下に取り付けておきます。
[採蜜のタイミング]
●1月以降で気温が下がり始めると、周辺の蜜源植物が少なくなり、普段、温厚な日本ミツバチも、徐々に気性が荒くなります。そのため、11月以降の冬の間は、自身の身を守る目的で採蜜は避けましょう。
●採蜜は、巣箱の一番上の重箱(1段目)でのみ行います。ミツバチの巣は、上から蜜のエリア、花粉のエリア、子供が住むエリアに分かれるため、一番上の重箱でのみ採蜜を行います。
●2段目、3段目を残すことで、そのまま、翌年もその巣を継続することができます。
●本来は、継ぎ箱を行って5段ぐらいまで、巣が成長してから採蜜をすると良い。
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採蜜作業1 『巣箱の切り離し』
①天板と重箱の間に切れ込みを入れて巣箱を切り離します。
 上蓋をハンマーで軽くたたきながらはずしていきます。上蓋がはずれたら、マイナスドライバーとワイヤー(両端に竹などで握りを作っておきます。)を用意します。天板と重箱の間にマイナスドライバーを挿しいれて隙間を作り、できた隙間にワイヤーを挟み込んで、両端を持ってノコギリを引く要領で内部の巣ごと切りはずします。
 この際、内部のミツバチが下の方の層に移動するように、時々、上部を手でトントンとたたきながら行います。
②一段目と2段目の重箱も切り離します。
 ①と同じ要領で、ドライバーとワイヤーで1段目と2段目を切り離します。蜜の採集は、取り外した一段目のみを使いますので、残りの2段目以降の上に外した天板と上蓋を取り付け、元にもどしておきます。
[重箱式巣箱のもっともすごいところ]
 日本蜜蜂の巣は、上から下へと伸びて大きく成長していきます。右の写真は、巣箱に営巣が始まって2週間目程度の上段の重箱を下から見た様子です。このように時間の経過ごとに巣は下へ下へと成長します。
 その際、巣の中の小部屋は、最初は、卵から働き蜂が生まれる部屋として使われ、次に蛋白源の花粉を保管する部屋、続いて、ハチミツを保管し熟成させる部屋へと役割を変えていきます。
 つまり、巣が成長にするにあたり一番上の部分には、ハチミツが蓄積されていきます。そこで、採蜜時には、一段目のみを切り出して蜜を収穫します。収穫後の箱を元の一段目の下に戻してやることで、巣を翌年に持ち越すことができ上手に管理をすれば、同じ巣で、毎年ハチミツを収穫することができます。
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採蜜作業2 『蜂蜜をろ過して食べられるようにしましょう。』
 採蜜作業1で切り出した1段目の重箱を持ち帰り、木枠から巣本体を取り出します。取り出した巣本体の巣蓋を切り取ります。そうすると、中に満たされた蜂蜜があふれ出しますので、巣本体ごとザルなどに移して蜜だけを取り出します。
 ザルでは、網の目が粗いため、取り出した蜜には、まだまだ、不純物(巣の破片など)が混ざっています。そこで、さらにろ過を行います。いろんなろ過の方法がありますが、一般のご家庭でするのであれば、キッチンペーパーを使用すると手軽に行えます。新しいザルにキッチンペーパーを敷き、取り出した蜂蜜をさらにろ過しましょう。※最後のキッチンペーパーでのろ過にはかなり時間がかかります。
 日本ミツバチは、巣の小部屋にハチミツをため込み、働き蜂が羽で風を送りながら少しずつ水分を蒸発させ熟成させ糖度をあげていきます。そのため、春に営巣をはじめ、大きな群れが出来上がれば、夏の終わりには、たっぷりとハチミツを収穫することができます。
 この時期のハチミツは、若干の酸味が残っており、水分が多いのでとろりと柔らかいハチミツになります。さらに収穫の時期を遅らせると当然糖度が増します。収穫時期を変えることで好みの味わいのハチミツをしゅうかくすることができます。 
[ついでに蜜蝋もつくってみよう]
 蜜蜂を取り出したあとの残りのカス(蜂の巣本体)は、少量の水で煮込んでろ過を繰り返していくことで『蜜蝋』を作ることができます。次回、新たに巣を追加するときの大切なものですので、時間があれば作っておきましょう。
 また、巣本体を取り除いた、重箱は、巣箱本体の一番下(3段目以降)に追加しておきます。
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